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1. 落葉かき 11月〜12月
秋も深まってくると葉が落ちます。その落ち葉をそのままにしておくと菌が繁殖して病気の原因になってしまいます。また害虫などが葉の下で冬を越したり住み着いたりしますので、これを防ぐために葉を集めて燃やすか堆肥にします。
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2. 枝の剪定 12月〜2月
剪定とは枝を切り樹勢をコントロールする作業ですが樹の勢いが強ければ枝を長く残し、弱ければ短く残します。その樹勢の見極めや残す枝の長さの度合いは、長年の経験と観察力が重要です。樹勢のコントロールに失敗すれば、枝ばかりが伸びてしまって実が生らなかったり粒に種が入らず粒が大きくならないなど、ほかにも、いろいろな悪影響を及ぼします。(たまに市場で見かける種無しのブドウで、粒が大きいものはシベレリンと言う成長ホルモン剤を使用し、粒を大きくしています。)
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ビニールハウス内のロザリオの木です。
1本の樹を見事に大きく樹勢のコントロールをしています。(自画自賛!)
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3. EMボカシ作り 1月〜2月
私の農園ではEM菌でなたね油粕を発酵させたものを肥料として使っています。
作り方を簡単に説明しますと、なたね油粕100リットル・水10リットル・EM100cc・糖蜜100ccを混ぜ合わせて密封できる容器にに入れて発酵させると出来上がりです。(なたね油粕はEMの1000倍、水は100倍、糖蜜は1倍です。)
EMとはEffective Microorganisms(有効微生物群)の頭文字を取った略語ですが植物に有効な働きをする多種多様な微生物です。作物にとって有害な病原菌の繁殖を抑えたり、死滅させたりします。また、EM菌が作り出した各種の酵素生理活性物質・アミノ酸・核酸などが植物の生育に良い影響を与えます。
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4. 施肥(肥料を畑に撒くこと)
- (1)EMボカシ:主に窒素分ですが、リン・カリ分もあります。
- (2)魚粕 :リンが主です。
- (3)貝化石 :カルシュウム分
- (4)硫酸マグネシュウム
- (5)硫酸マンガン
- (6)ホウ酸
- (7)海藻を乾燥させて粉末にしたもの:数多くのミネラル分を含んでいます。
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